尿中有機酸検査(OAT : organic acid test) |
尿中の有機酸と呼ばれる体内で産生される代謝物質74項目を測定し、細胞内のエネルギー代謝の異常やミトコンドリア機能、神経伝達物質代謝物(セロトニンなどの代謝物)、ビタミンB,Cの不足、腸内環境の異常、カンジダ菌の増殖、解毒能力等を調べます。それらを見ることで、副腎疲労(慢性疲労)やアレルギー(アトピー、花粉症、遅延型フードアレルギー)、また自閉症、うつ等の精神症状等の原因を探ることができます。
あらゆる疾患は、その症状が現れる以前に、まず細胞レベルにおいて代謝の異常が起こっています。
「尿中有機酸検査」を用い、頭の中から、腸の中、細胞の中までスクリーニング的に調べることで、その代謝異常や疾患の原因を発見することができます。
上記のように、ビタミンやミネラルの不足、代謝不全、消化吸収機能不全、腸内細菌のバランス異常、環境毒素による解毒能力への影響などを見ることで疾患の要因を総合的に検知していきます。
特にミトコンドリア機能を、簡易に知る方法は現在のところ、この尿中有機酸検査(OAT:organic acid test)しかございません。
当院では、検査結果をもとに体細胞の代謝プロセスや機能の効率を評価しながらの個別カウンセリングによる個人の体質に応じた栄養学的治療を実施することにより、自己の持つ細胞の代謝機能の正常化を促し、疾患を改善するだけでなく、予防できる体質への改善を目指してまいります。
腸内細菌異常マーカー、解糖代謝産物(ピルビン酸、乳酸)、クエン酸回路代謝産物、酸化脂肪酸、ケトン体、補酵素要求性マーカー(ビタミンB、ビタミンC、CoQ10)、神経伝達物質代謝産物マーカー、解毒マーカー
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※自費診療となります。後日検査結果の解説には診察が必要となります。