院長御川の経緯

『上司の予言』

そして岡山大学麻酔蘇生学教室に入局し、麻酔科・集中治療部で勤務を開始しました。
その時、医師としての一番最初の上司から指導を受けることになりました。
ある時、その上司から思わぬ言葉をかけられました。
「お前は普通の医者にはならないだろうな。お前は将来は違うことをやっていると思うぞ。」
その当時、医師になったばかりで必死に麻酔、集中治療を学ぼうとしていた私には
全くピンとこない言葉でした。

その後はその上司から聞いた言葉も忘れ、麻酔・集中治療医として、
救急医として日々重症患者さんの治療にあたっていました。
10年後、その予言が的中するとも知らずに。。。

連日病院に泊まり込み重症な患者さんを救っていく仕事は大変充実していました。
正直、重症な患者さんを助けるのが得意とも言える状況になっており、
「自分はどんな患者さんでも助けられるんじゃないか」という、
うぬぼれに近い錯覚さえするようになっていました。

ちょうどその頃、時を同じくして自分を変えてくれる「3つ」の気づきを得ることが できました。




「医師の役割はひとが治ろうとしているのを手助けすることであり、
できるだけ薬に頼らず、
その人の治る力を発揮できるようにサポートすることである。」
「どうすれば救急外来に運ばれることがないようにできるのか。
そのためには予防(再発予防)が重要である!」
「そうすれば同時に多くの人を救える!」

このように悟りました。
上にも書いたように実は医学部卒業間際まで「自分の行きたいと思える『科』がなかった」私ですが、
その理由もこの時わかりました。
「薬を使わず」、
「ひとが治る力を手助けする」そして「予防する」。
そのような「科」が現存の医療の中に存在しなかった!ということだったのです。
卒業時には気づけませんでしたが、このように悟ることが、のちの私の運命だったのです。

医師になりたての頃、上司から聞いた言葉は10年の時を経て、現実のものとなりました。

平成17年、医師になって10年を過ぎた頃より
「病気にならないようにする、できるだけ薬を使わずに治療する」手段として様々な
補完代替医療(CAM)・伝統医療(TM)・その他を学んでまいりました。
学んだCAM・TMとしてはアーユルヴェーダ、遠絡療法、
分子整合栄養医学(オーソモレキュラー)、サプリメント療法、点滴療法、
プラズマ療法(ミトコンドリア活性法)、幹細胞治療、免疫療法、遺伝子治療、
漢方・中医学・はり治療(YNSA)、医療大麻(CBD etc.)、
瞑想、アロマセラピー、(電磁的)ホメオパシー、波動療法、ハーブ療法、キレーション(Detox)、
天然ホルモン療法、CEAT(マイクロ波、がん活性消滅療法)、各種がん治療法、
各種ヒーリング、水素療法、断食(Fasting)、
食事指導など多岐に渡ります。
そして心理的アプローチ法、ストレングスファインダー(そのひとの特性の発見法)、
自己啓発、生き方アプローチ法なども独自に学びました。

そして現在も日々先進医療を学び、常に最先端の医療を取り入れることにも余念無く、
体に優しいがん治療法・がん予防プログラム、
アンチエイジング法、幹細胞・幹細胞ペプチド・幹細胞培養上清液などの再生医療、
最新の検査方法もどんどん積極的に取り入れております。
これまで学んできたことの集大成として、
そして最新の医療を皆様に提供できるチャンスを得ることが出来たことを大変嬉しく思います。
受診される方、一人ひとりに合わせたきめ細やかなトータルケアで、
健康を守るお手伝いができればと願っております。どうぞよろしくお願い申し上げます。

『常識とは18歳までに身につけた偏見のコレクションである』
(アルベルト・アインシュタイン)